2014年2月17日月曜日

「いつかしたい」は「しない」と同義だ。



シロウオ 原発立地を断念させた町 を観てきました。

映画の舞台にもなった、
徳島県阿南市椿町へ。


 

のどかで
ほんとに田舎でした。
田んぼと、田んぼと、畑と、
そしてあっちに、海がある、そんなところ。




かさこさんにお会いしたかったのだけど
これなくなってしまったようで非常に残念でした・・・。






かさこさんが かさこマガジン なるものに書いていたように、

記憶なんていい加減であいまい。
都合のいいように改変されることもある。
だから、記憶よりも記録。

私は、この映画は記録なんだなぁと、感じましたが、
どうでしょう。



そして、
原発を反対した理由にも、
やっぱりお金は少なからず関係していて、
一時的な大金をもらわずとも
そのお金をもらうことでのリスクを背負わずとも
自分たちで稼げる自信があったから。。。
みたいな人も確かにいて、
そりゃそーか、と。


綺麗な海を守るため、
自然の中でみんなで助け合いながら生きていきたい、
という声ももちろんありましたが。



「福島や敦賀の人たちが金に汚く、断念させた人たちは綺麗だった、という見方は本質を見誤るなぁ」
という見解には、はっとしました。




人間のつくったものに、「絶対」なんてない。
「絶対」安全なものはない。

   
  そうですよね。
  
  ほんとにそうでした。
  
  だから原発はこーいうところに建てられるんでしたね。
   エライ人はわかってるんですね




長い物には巻かれよ、ではいけないんだな
自分できちんと考えなきゃいけんのだな

大人が言うことは正しい。
先生が言うことは正しい。
エライ人が言うことは正しい。

私は、そーいう感覚できっと生きてきたんだなぁ

でもやっぱり、
あれ?って思うときはきっとあったと思う

そのときに、考えることをやめたりしないで
いろんな情報が飛び交って
ぐちゃぐちゃになってしまうけど
それでも、自分で考えていくことが大切なんだな。


『もう国には騙されない』
と言った言葉が、頭から離れんかったです。



『世の中には、正しいとされているは存在しているけど、
それが本当に正しいかどうかはわからない。
だから「これが正しいことだよ」と思わせる人が一番強いんだ。』

と、
私の好きな作家さんが小説の中で綴っていた。


『国家が望めば、国家が生き長らえるためなら、殺人も合法となる。
国民のためにそうなってるわけじゃない。全部、国家のためだ。』


     ふむ。。。




人の命よりも、お金のほうが価値が高いのかと思うような今。。




私は原発には反対です。
賛成の人もいるでしょう。
でもそれ以上に、無関心の人がたくさんいるでしょう。
無関心って、悲しいことですね。。。












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